薬物依存、薬物中毒、薬物乱用について
(2008年11月20日 新潟大学保健管理センター)

 
大麻などの麻薬や覚醒剤などの薬物は、軽い気持ちではじめると使用をやめられなくなる"依存性"があり、また乱用により精神症状を起こし、"幻覚"や"妄想"によって他人に害を加えたり、自分を傷つけたりする危険があります。その結果、犯罪を引き起こすことが少なくありません。多くの薬物は使用が法律で禁じられています。法律で禁じられているだけではなく、それをきっかけに社会的に認められないグループとの結びつきが強まる危険があり、想像を超えた社会的地位や信用の損失を伴います。一時的な快楽で一生を棒に振ってしまう危険があることを知って下さい。

 以下に、法律でその使用がきつく禁じられており、また最近問題になっている代表的な薬物の大麻の危険性につき、簡単に述べます。

大麻
 大麻は法律で使用が禁じられているばかりでなく、実際に人間の体や心に大きな傷害をあたえます。決して使用してはなりません。軽い気持ちで一度だけ、などということはありえません。軽い気持ちで始めたことが、引き返せない道へ続く第一歩なのです。なおマリファナは乾燥させた大麻のことです。
1.大麻の身体への作用
大麻を吸って現れる急性の症状には、心拍数の増加(動悸)、結膜の充血、食欲の亢進、平衡感覚の障害、口渇、頻尿、悪心、嘔吐などがあります。慢性の症状としては、煙の刺激による慢性の喉頭炎・気管支炎、男性ホルモンの低下、精子の減少、女性ホルモンの異常、月経異常のほか、白血球減少、免疫力の低下などがあります。
2.大麻の精神的影響
大麻を摂取すると、感覚が鋭くなったような錯覚がおこり、解放感も得られるとされていますが、それは意欲の減退や、投げやりな気分になったり、集中力が低下したりしていることにすぎません。大麻を慢性的に使用すると、徐々に精神に障害を及ぼします。情緒不安定、集中力・忍耐力の低下、自発性の低下などから、幻覚や妄想がおこり、意識状態がはっきりしない状態が長く続いたり、うつや特定のものにこだわり続けたりする症状まで出てきます。その結果、ちょっとしたことで 恐怖にかられたり、錯乱を引き起こしたりもします。長期乱用者には知的障害も起こります。このような重篤な症状に陥ると、大麻の摂取をやめても、数年もの間、症状がなくならない場合や最悪の場合は元に戻らない危険もあります。

さらに詳しい情報や、ほかの薬物に関する情報は以下のリンクをご覧ください。

薬物中毒・依存に関する重要なリンク

財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター

薬物乱用防止教育

警視庁の薬物に関するページ

内閣薬物乱用対策推進本部

厚生労働省不正大麻・けし撲滅運動の実施について

新潟県薬物乱用の防止のページ

埼玉県薬物乱用防止サイト

新潟大学:大麻や違法薬物に関する注意

新潟大学保健管理センターホームページ